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Cork block 20.30.45

"座れる積み木"コルクブロック

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自由学園生活工芸研究所  2016年

強くて軽く、安全で長持ち。80年の歴史を持つ自由学園コルク積木。この積み木に幼児、児童、大人の座面(20cmx30cmx45cm)を加えて、大きな積み木を作りました。幼児から大人まで、積み木として遊べ、座れます。より大きな遊びの空間を作る積み木が、「Cork block 20.30.45」 です。小さな積木と大きな積木を組み合わせたり、ごっこ遊びのセットとして使ったり、みんなで集う空間を作ったり。ご家庭でも、幼稚園などの施設でも、今まで以上に遊びと学びの空間が広がります。「自然界の親鳥たちが、枝を使ってヒナと共に過ごせる空間(巣)を作るように。」子どもたちの、遊びと学びの空間が作れます。

「コルク積木とは」
コルク素材の軽さ・弾力性に着目し、「日本初のコルク積木」として1931年に、自由学園生活研究所にて創案されました。当時コルクは建築素材として使われており、積木の素材として使われることは、画期的なことでした。その後オリジナル積木として、創案以来製作を続け、親から子へ、子から孫へと受け継がれ、永くご愛用いただいております。皇室御用達の玩具としても広く知られています。ポルトガル製の大粒で良質なコルクを使用、コルクは幹を伐採するのではなく樹皮をはがして使う、環境にも優しい素材です。摩擦力があり崩れにくいので、高く積むことも可能です。弾力性がありやわらかく、倒しても大きな音がしません。積木を見立てて乗り物になったり、他のおもちゃと組み合わせて使ったり、遊びの幅が広がります。

「自由学園生活工芸研究所とは」
自由学園は1921年に設立された学校です。学問だけでなく、アートや農業など、生活と文化の両方にも力を注いできました。そして、バウハウスで教鞭をとったヨハネス・イッテンの色彩論を含む、工芸・美術など、様々な専門技術を取得した研究生達により、1932年「自由学園生活工芸研究所」が設立されました。以後80年以上、自由学園の理念のもと、美しく実用的な生活用品を多数作り続けています。

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