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crystals in school
ならべる・学校のけっしょう
多摩美術大学校友会 出前アート大学
日野第一小学校 2010年
小学校4年生と一緒に、学校の様々なものを 規則的に配置して、「けっしょう」をつくる ワークショップをおこないました。
あらゆる生き物(動植物)は、 パーツの集合で成り立っています。 そしてそのパーツ群は、法則を持って配置され、 その配置は機能的な意味を持ち、 なおかつ自然界のその配置は 美術的にとても美しくもあります。
広い体育館で、いつも見慣れた身近な様々なものを、 規則性を持って配置することで 生まれる美しさに気づくとともに、 並べ替えることによる変化を発見し、 自然物の構造について考えました。 それぞれグループに分かれて、話し合いながら たくさんのものを運んでならべて「けっしょう」を製作し、 それを体育館の上から見ることで 視点を変えるおもしろさも体験しました。
わたしたちの想像を超えたすばらしい、 それぞれに違った「けっしょう」ができ上がりました。 一瞬いつもの体育館が非日常の空間となり、 またそれはなくなり元に戻る。 しかし、こども達の心には、何かが残ったようです。
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